素質論Lスタイル

2013年12月2日月曜日

コミュニケーション

素質論には「コミュニケーション」と呼ばれる分析手法があります。12の素質タイプを「フィックス」と「フレックス」に2分類したものです

フィックス ・・・ 物事をより明確に、具体的に捉えたい精神性があり、抽象的なものは、出来るだけ限定して最終的には「点(ピンポイント)」に絞り込んで目標を明確にする

フレックス ・・・ 物事を限定せず、まずは向かっていく方向や着地点を定め、その方向に向かいながら修正し、ベストな着地点を決める。関連する物事との繋がりを考えながら複合的に判断する

フレックスの人が説明した後に、「いいから結論を先に言ってくれる」とフィックスの人が言うのを、よく目にします。それに対し、フレックスは「それくらい察してくださいよ」と反論
ベクトルEは全て「フィックス」、ベクトルAは全て「フレックス」、ベクトルHは二つに分類されます(コミュニケーションにもファースト・セカンド・サードがあるので、数学のように完全に分類できるわではありません)

周囲に気を使うタイプが多いベクトルHと違い、物事をハッキリと言うタイプが多いベクトルE、火種をつくるのはたいていベクトルAです

この「コミュニケーション」という手法を知った時、コミュニケーションギャップは必ず起きるように仕組まれているのだと悟ったのです。「人は人でしか磨かれない」・「人生は学習」といった言葉もよく目にします。職場や家庭で理解の相違によりトラブルが生まれるのは必然だと思うようになりました

点思考(フィックス)と面思考(フレックス)なので、最初から相容れないのです。理解するためには、相手の立場にたった相互理解が必要になります。理解するには立ち位置を変えて見るしかないのです。コミュニケーション手法を知ることにより、多少は腹が立つのを抑えることができるかも知れません。完全ではありません

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