素質論Lスタイル

2013年6月30日日曜日

反応

「素質論」という言葉を友人知人に投げかけた際の反応はベクトルによって特徴があります

H(ヒューマン)・・・素質論そのものについて色々と質問してくる
E(エコノミック)・・・本人の特徴・性格はどうなのか知りたがる
A(オーソリティ)・・・「なにそれ」といった感じで、その時の状況による

「知識欲の高いベクトルH」と「自分軸のベクトルE」の特徴がよくでます。

もちろん全てがこれに当てはまるわけではなく、男女差もあったりします。しかし集団の大まかな傾向を知るのにベクトルは効果的です

2013年6月28日金曜日

迷い

あるセミナーで「米」という文字は「エネルギーが四方八方に拡がっていることを表す」と教わりました。同時にエネルギーが出ている中心点という意味も含むそうです

中心とは真我のことです

人は本来、自分自身の中に真理を持っているので、それを知らず四方八方に動き回ったかたちが「迷」です

問題が生じた時は、意識を中心に向け心静かにすることが一番の解決策とのこと

本当の自分に出会うことが人生の目的であるという結びでセミナーは終了しました

2013年6月25日火曜日

人の一生は0.2秒

TBSラジオ森本哲郎スタンバイ、毎週木曜担当の月尾嘉男さん本日のテーマは「世界表示時計」。その中で宇宙カレンダーも取り上げられていました。このカレンダーを初めてみた時の感想は忘れてしまったものの、「寿命を100才とした場合、人の一生は0.2秒に過ぎない」という事実は価値観を大きく変えてくれたのです

宇宙誕生を1月1日、現在を12月31日として計算したカレンダー、一般的に宇宙カレンダー(コズミックカレンダー)と呼ばれます

宇宙カレンダー
1月1日:宇宙誕生(150億年前)
3月上旬:星雲誕生
4月上旬:銀河系誕生
5月上旬:星雲輝き始める。
9月9日:太陽系誕生
9月14日:地球誕生(45億年前)
10月9日:生物(細菌)の発生(38億年前)
11月12日:植物の発生

12月1日:酸素大気の発生
  15日:ぜん虫の発生
  18日:プランクトンの発生
  19日:魚類の発生
  21日:昆虫の発生
  22日:両生類の発生
  23日:爬虫類の発生
  24日:恐竜の発生
  25日:哺乳類の発生
  27日:鳥類の発生
  28日:恐竜の絶滅(7000万年前)
  30日:両生類の発生

12月31日
  22時40分:猿人誕生(約400万年前)
  23時58分:ホモ・サピエンス(現生人類)の誕生
  23時59分40秒:農耕・定住生活の開始
  23時59分50秒:四大文明の成立
  23時59分59.8秒:産業革命
  23時59分59.9秒:第二次世界対戦

※時間の単位
1ヶ月:12億5千万年。
1日 :約4,109万年。
1時間:約171万年。
1分 :約28,538年
1秒 :約475年にあたります。

2013年6月17日月曜日

矛盾

素質エレメントは
1.ヒューマン 2.エコノミック 3.オーソリティ
に分類されています

使いやすい多くのツールが用意されていておる「素質論」で最初に学ぶのが素質エレメントです

色々な角度から診ることができる点が素質論の魅力の一つです。
しかしながら、3→12→60→144と分類が多くなればなるほど大きく外れるケースも増えるのです

弓矢の的が中心に絞られていくのと同じで、より細部(面から点へ)を知ることもできる反面、
的を射抜くには、それなりの技術も必要になってくるわけです
素質論を学び始めて最初に感じる矛盾かも知れません

外れるのには以下のような理由もあります
・生年月日を間違っている人が全体の2割を占める
・自分自身の性格を本人ほど知らない

そんなわけで、素質論は分析後の検証も大切になります

 

2013年6月15日土曜日

占いの分類

古代中国で帝王学として使われていた「五術」を参考に分類すると理解しやすくなります

一《命》 ・・・ 生年月日時つまり時間・空間に主眼をおき性格、運勢などを占う
         四柱推命・紫微斗数・宿曜経・ホロスコープ等

二《卜》 ・・・ 媒体物に主眼をおき事柄の是非を占う
         方位学・九星気学・奇門遁甲・断易・六壬神課・タロット等

三《相》 ・・・ 姿、形に主眼をおき占う
         手祖・人相・家相・墓相・印相・風水・姓名判断等

四《医》 ・・・ 身体で判断し病は自分で治すという思想
         漢方・鍼・お灸・霊的治療・アーユルヴェーダ等

五《山》 ・・・ 病気を防ぐ(未病)ための修練法、自然と同一化する思想
         気功・対極拳・呼吸法・マクロビオティック等

2013年6月10日月曜日

選択と解釈

占いの多くは、洋の東西を問わず、古代文明にその源を求めることができます

大自然や突発的アクシデントの脅威から身を守り、生きていくための本能的な生活の知恵として、有史以前の占いは生まれたのです
その誕生について正確な年月はわかりませんが何千年もの歴史と共に自然と人を結びつける秘法として伝承されてきたのは事実です

国を支配する一部の選ばれし人々が治める為の占術(戦術)として閉ざされた空間でのみ使っていた時代も長くありました
今世紀、インターネットに代表されるメディアの普及により占いは万人のものとなりつつありますがそれは玉石混淆の時代とも言えます

一般的な史実でさえ8割は事実とは別に書き換えられると言われまています
言論の自由が許される現代でさえ組織・個人の都合により簡単に歪められるのですから・・

「人生は選択の連続」と言われるように、心の洗濯をして正しい選択をしたいものです

全ては心の感じ方であり価値観によっても選択した結果は大きく違ってきます
目の前に起きている事実をどう解釈するのか、そしてどう反応するのか
その選択こそ我々人間に与えられた「自由」であり
解釈しだいで良くも悪くもなります

それは占いの解釈にも言えることだと思うのです


2013年6月6日木曜日

業は一般にカルマとも呼ばれます

仏教が描く世界では前世での業を清算する為に
今世があるのですが清算するはずの今世で生み出した
新たな業が来世に持ち越されます

これが輪廻です

しかし業は慈悲深くもあります
この世では必ず清算できるものしか顕在化しないからです

業は試練という形で表れるのですが
乗り越えられる試練しか与えられないと言われています

前世で王だった魂が今生では乞食として生まれる
それは自身の選択であり魂の成長のためであるとのこと

そういった意味で、私達は経験するために生まれてきたのです

生まれた環境は輪廻転生により平等とも言えるのかも知れません

2013年6月5日水曜日

一点

大宗教は同じ源泉から生じていると聴いたことがあります。

以下のような格言はいずれも本当の自分(真我)を知る事が
人生最大の目的であることを語っています
自分の中の一点を智れば全て事足りるのだそうです


1)『朝に道を聞かば夕べに死すとも可なり』
  (論語)

2)『昔の「一」を得た者は、
  天は一を得たゆえに清く
  地は一を得たゆえに安寧であり
  神は一を得たゆえに霊妙である』
 (老子 39章)

3)『一とは道の根本であり、気の始まりである
  命が繋がり属するところ、多くの人の心の主である』
 (太平経 合校)

4)『狭い門からはいれ、滅びにいたる門は大きく、その道は広い。
  そして、そこから入っていく者は多い。
  命にいたる門は狭く、その道は細い。そして、それを見いだす者が少ない』
 (新約聖書 マタイ福音書 7章)

2013年6月3日月曜日

『性格こそ運命なり』・・・古代ギリシャ・ヘラクレイトスの言葉です。

天に源をもち、人に著わし、人類生成の基本原理であり人生最始の本質が性です。
「忄」は立心で、生まれて性となり本来の姿を表したものです。
それが曲がったものが「心」という表意文字です。

不動不揺の万物統体の性が「太極」ですが、
極まると動じ、動じると変じ、変ずれば化します。

開天し始めに動じ、理が変じたものが天性、次に動じ変じたのが
地性であり木・火・土・金・水の資質を含みます。

天地の旋転、陰陽二気の妙凝に依り人間及び万物が生じました。
故に人は天地の理を受けた理の霊性を持ちます。

天は統体の大きい性であり、人々の持つ性は小さな天、すなわち点(てん)です。
聖人は自性の大なるを悟るように教え、自性に依って行うなら本然の道を行うことができ、
自性に順えば美を尽す事ができるのであるから本性を発揚し拡充するように
教えてくださいました。

それを忘れてしまった私達に点を示してくれる先人の教えの一つが本来の占いです。

本来の性である一点と出会うという意味が「占:点」という文字に含まれているのです。

2013年6月2日日曜日

循環

誰も解明できていない疑問、
地球の自転・公転は規則正しく続いているのか?
占星術も四柱推命も止むことの無い「循環」を基としています。

一般には販売されていない「道学新論」という書があります。
その中の一文を転記します。

宇宙の法則(理)には定理があり、また数にも定数があります。
もしその理を推してその数を考えることができるならば、またその究境を証明することもできます。
そこで天を観察し、河(河図)洛(洛書)を現して、聖人が卦を画かれました。

数万年来の歴史の経験とまた目前の日月移転の現象より地質の寒暑の状態、その上、人事の変遷の分岐に至るまで自性を明らかにして悟り、深く研鑽してから転地の旋転流行する真理を明らかにすることができるのです。

史記と書経に記載されたのを見ると、天地が始まって終わるまでを一元、
一元は十二会に分け、一会は三十運に分け、一運は十二世に分け、一世は三十年に分け、
一年はまた十二月に分け、一月は三十日に分け、一日は十二時に分けるとあります。

時を積んで日をなし、日を重ねて月をなし、月を積んで年をなし、年を重ねて世をなしますがこれは十二万九千六百時で一世の周天(円満)となります。
十二万九千六百日は一運の円満、
十二万九千六百月は一会の円満
十二万九千六百年は一元の円満です。

天地は十二万九千六百年を経歴することにより一終始をなします。

宇宙は混沌から生まれ、また混沌に還りますが、その間常に昼夜を分けることなく循環して息みません。静より動じ、動より形をなし、形より著われ、著われては変じ、変じては分化し段々と気が円満となり、象が顕れ、日月星辰が天に綺麗に配列して無数の星雲となり星斗を運行しす。

その幾重にも及ぶ流れの中から生じたのが人です。
この自然の法則を何千年にも渡り学んだ聖人から生まれたものが
本来の『占』であると考えます。

2013年6月1日土曜日

帝王切開

「中国の皇帝は占星術によって、母子の状態に関係なく誕生日を決められていたため、誕生日を守るために切開で出産していた」
これが帝王切開の語源であると言われています。

誕生日が個人の運命のみならず国家の命運をも握っていると考えらていたわけです

我が国でも
その歴史を紐解くと
想像以上に生年月日が重要視されていたことに驚きます

そして21世紀、今でも
色々な場面で密かに生年月日のデータが使われているのです
密かに・・・