素質論Lスタイル

2015年5月15日金曜日

弥勒菩薩

弥勒菩薩半跏思惟像は、その姿だけでなく印相も独特です。右手の親指と薬指で円を描いているように見えます

この薬指の意味を聞いたのが、広隆寺に行きたくなった第一の理由でした。

この印相の薬指は十二支の未(ひつじ)を意味しているとのこと、これが真実かどうかは別にして右手の各部位には十二支が位置づけられていて、薬指の先が未であることは昔から知っていたことだったのです。

弥勒菩薩が、未来仏と呼ばれることは広く知られています。これを未の会に現れる仏と解釈するのです。会という単位はこのブロクの循環という記事で説明しているので、省略します。そして今まさに、午(うま)から未の会になろうとしているのだそうです。いわゆる弥勒の世です

私は、知識を得ることでモチベーションが上がる素質タイプですから、今回の仏像拝観は、とても味わい深いものとなりました

同じ日に拝観した、三十三間堂の1001を数える仏像一つ一つにも、深い意味が隠されているのかも知れません

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