素質論Lスタイル

2016年6月9日木曜日

十二運(その四)

前々回、素質タイプ555を例にあげて説明した内容を、素質タイプ100にかえて記述します。

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同様に十干と十二支は、以下のようになります。

【十干】甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
・木 ~ 甲(陽)/乙(陰) 春
・火 ~ 丙(陽)/丁(陰) 夏
・土 ~ 戊(陽)/己(陰) 中庸
・金 ~ 庚(陽)/辛(陰) 秋
・水 ~ 壬(陽)/癸(陰) 冬

【十二支】子
・木 ~ 寅(陽)/卯(陰) 春
・火 ~   巳(陰)/午(陽)  夏
・土 ~ 丑(陰)/辰(陽)/未(陰)/戌(陽) 中庸(土用)
・金 ~ 申(陽)/酉(陰) 秋
・水 ~ 亥(陰)/子(陽) 冬

上記の十干十二支を素質タイプ100(建禄)にあてはめると以下のようになります
(素質タイプ555と違い、十干のは含まれないので最初から4分類になります)

・甲寅~ 木(陽)+木(陽) 春 
・乙卯~ 木(陰)+木(陽) 春
・庚申~ 金(陽)+金(陽) 秋
・辛酉~ 金(陰)+金(陰) 秋

素質タイプ555については以下のように記述しました。
「素質タイプ555(帝王)に該当する干支は両方とも同じ季節、つまり干(天干と呼ばれます)が極まった状況を表現しているのです(真夏、真冬)。」 

素質タイプ100も干と支両方が同じ季節なので、極まった状態には変わりはありません。
季節を陰陽に分類すると
陽(春・夏)/陰(秋・冬)となります。

陰陽は、陽が極まれば陰に転じ、また陽の中にも陰を含むという性質があります。
陽の中では夏が陽で、春が陰になるのです。

よって、エネルギの変化を表す十二運の流れの中にあって素質タイプ100(建禄)は、極まった状態を表す素質タイプ555(帝王)の一つ前に位置するのです。

前々回も掲載した対極図は、この陰陽の性質を表したものです。
 

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