素質論Lスタイル

2016年1月27日水曜日

ベースポテンシャルで何者かを知る

各素質ベクトルの特徴を説明する場合、以下のように例えることがあります。
ベクトルH:人格者
ベクトルE:実力者
ベクトルA:成功者

すべての垢(癖)を洗い落とせば「何者でもない」といった禅問答的な思いが横切ったので、WEB検索してみると原田宗典氏の小説が表示されました。

そして、原田氏の作品に「し」というエッセーがあることを知りました。

「し」の内容
「平仮名一文字で一番沢山の意味を持っているのは何だろう。あるとき著者は、辞書を引いている最中にそんな疑問を抱く。そして調べた結果、一番多いのは「し」で、その数は297だった―。「子」「師」「歯」「死」「誌」「覗」「姿」「刺」「試」「使」「嗜」など15個の「し」を入り口に、懐かしい事や失敗談、今だから言えるマル秘話を披露する名エッセイ。(「BOOK」データベースより)」

どうでもよい事柄を突き詰める、この作家の素質タイプは何なのだろうか?
生年月日が1959年3月25日とあるので、555-888-000となりました。

どうでもよい事柄を突き詰める学者肌の「ベクトルH」がどこにもありません

素質論の分析手法にベースポテンシャルがあります~「潜在的に持って生まれた才能や能力」を理解する場合に使う手法で、通常は二つあるポテンシャルも合わせて使います。

潜在的な素質の一つなので通常は表面に出にくい感じです。しかし、この素質を理解することで「自分らしい生き方」や「自分自身の可能性」を最大限に引き出すことができたりします。

原田氏のベースポテンシャルは「J」、
ベースポテンシャルJの特徴を基礎理論3テキストでは以下のように記述しています
・論理的な面が強く、聡明で理知的である。古典的なものを愛し、古くからの知恵や先哲の切り開いた学問を通しての究明力、判断力、分析力に優れている。平和主義的である面も見られ、情にうるさい。反省心が旺盛である。

潜在的学者肌に555のストイックな性癖が加わることで「し」が生まれたのかも知れません。また「自分らしい生き方」を文学で表現しているとも言えそうです。


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