素質論Lスタイル

2013年12月12日木曜日

素質

素質という言葉の意味は、世界大百科事典に「個人が先天的に持っている機能の身体的ないし精神的反応傾向のこと。このうち身体的反応傾向を体質と呼び,精神的反応傾向を気質と呼ぶ」と記載されています

英語のDispositionが気質を意味するのは、占星術による星の配置によるもの(ホロスコープ)、つまり「どんな星のもとに生まれたか」ということになります

もう一つtemperamentも気質を意味しますが、語源は「ほどよく混ぜ合わせる」であり、これは人間の性格は「血液」「胆汁」「黒胆汁」「粘液」という4種の体液の混合によりつくられるとした古代思想からきているものです

「自分は何者で、どこから来たのか」という命題は、古代から続いているようです

その他にも資質・性質・性癖・性分・気心 ・気性・性格・気立など多くの類義語があり、素質ひとつ取っても奥深い世界が展開されます

元に戻り、素質を「気質(心)+体質(体)」による生来性の特質とした場合、
素質論分析手法の中では素質コア」が最も的確に人の素質を表現しています

素質コアとは、素質タイプのファーストエレメント3桁に、1桁を足して4桁の数字で表現したものであり、60に分類されます。素質タイプ000であれば、0001・0002・0007・0008と表記されます(つまりタイプ000であれば、さらに4タイプに分類されるのです)

素質論を主催するライトコーポレーション社は、運命学と記載しているだけで、正式には公表していないものの、この60分類は古代から伝承される陰陽五行を基にした六十干支(ろくじっかんし)であることは明らかです

この六十干支は天干と地支の組み合わせであり、まさに天(心)と地(体)により成り立っているのです





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