素質論Lスタイル

2013年10月29日火曜日

タイプは1728パターン

素質論の素質タイプは全部で12種類。それがファースト・セカンド・サードに分かれるので、組み合わせは12×12×12で1728種類になります。その組み合わせの中には3つ全てが同じ人もいるわけです。どんなシチュエーションでも同じタイプなので、素質論的には最もわかりやすい人と言えます

現在、MLBで大活躍している上原浩治選手の素質タイプは125-125-125(1975年4月3日生)

素質論基礎講座Ⅰテキストには、125について以下のように記載されています(簡略)

【特徴】自分の夢を実現するべく、長いスパンで勝負するマラソン選手気質。ペース配分が必要な勝負には抜群に強い。最終ゴールではヒーローになりたい精神性がある。意外と神経質で疑り深い。自分の世界、ロマンを大切にしながらも、堅実かつ実質的な路線を貫く。
【行動特性】用心深く相手の言葉や態度を探る。現状に満足せず、自己コントロールに厳しく、自分の生活スタイルを持っている。褒めて、けなして相手をその気にさせる勝負上手。夢に向かってコツコツと足元を固める。

上原選手のブログを読むと「コツコツ」をいう言葉が頻繁に使われていたり、WIKIに「究極の負けず嫌い」と記述されていたりします。また中継ぎ投手に対する発言をよく目にするのはヒーローになりたい精神性の裏返しかも知れませんし、チームのムードメーカーになっていたりもします

素質論基礎講座Ⅲで学ぶ「素質論モチベーション」で、タイプ125は「コンペティション」に分類されています。自分の描いた世界を具体的に築いていくために、勝負している時が最もモチベーションがあがるタイプなのです

上原選手は、それが3つ並ぶのですがら、世界中のトップアスリートが結集し年間162試合を戦い抜くメジャーリーグの世界は、最高の舞台なのかも知れません

もちろん勝負強いからといって必ず勝利するわけではありません。「独自性」がキーワードの素質タイプ001を、「全くオリジナルなものを生み出していない」と批判している人を見たことがありますが、001は独自性が好きなのであって、全ての人がオリジナル商品を創出しているわけではありません。こういった解釈には注意が必要です

蛇足ですが、実は読売ジャイアンツの高橋由伸選手は生年月日が上原選手と同じです。つまり125-125-125です。高橋選手のことは全く知りませんが、外見から受ける印象は上原選手とはずいぶん違って見えます(上原選手とも直接会ったことはありませんが)

こういった点も注意が必要です。1728パターンと言うとずいぶん多く感じますが、人口70億人を1728で割ると400万人です。あくまで素質論は人間関係を良好にするためのコミュニケーションツールであることを忘れてはなりません

ツールなので学べば簡単に習得でき、本当に役立ちます

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