素質論Lスタイル

2013年6月3日月曜日

『性格こそ運命なり』・・・古代ギリシャ・ヘラクレイトスの言葉です。

天に源をもち、人に著わし、人類生成の基本原理であり人生最始の本質が性です。
「忄」は立心で、生まれて性となり本来の姿を表したものです。
それが曲がったものが「心」という表意文字です。

不動不揺の万物統体の性が「太極」ですが、
極まると動じ、動じると変じ、変ずれば化します。

開天し始めに動じ、理が変じたものが天性、次に動じ変じたのが
地性であり木・火・土・金・水の資質を含みます。

天地の旋転、陰陽二気の妙凝に依り人間及び万物が生じました。
故に人は天地の理を受けた理の霊性を持ちます。

天は統体の大きい性であり、人々の持つ性は小さな天、すなわち点(てん)です。
聖人は自性の大なるを悟るように教え、自性に依って行うなら本然の道を行うことができ、
自性に順えば美を尽す事ができるのであるから本性を発揚し拡充するように
教えてくださいました。

それを忘れてしまった私達に点を示してくれる先人の教えの一つが本来の占いです。

本来の性である一点と出会うという意味が「占:点」という文字に含まれているのです。

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